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ロシア語 体験談

 Mr.(理学部)
 大学に入って初めて触れるものの一つとして第二外国語があります。大学で学べる外国語はいくつかあるが、その中でも履修者が多いのはドイツ語、フランス語、スペイン語、中国語あたりでしょう。しかし、ここではいわゆる「マイナー言語」であるロシア語を紹介したいと思います。
 ロシア語の魅力の一つは、キリル文字です。高校までに触れてきた文字はひらがな、カタカナ、漢字、ラテン文字ぐらいでしょう。ここに、здравствуйте(こんにちは)のような言語が加わります。つまり、自分の世界が広がるのです。ロシア語を学ぶことで、ロシアだけでなくウクライナなどの東ヨーロッパのキリル文字圏に旅行するのも楽しくなると思います。また、ロシアの歴史やロシア文学は興味深いものが多いです。中学生くらいの時「ハリー・ポッター」を英語で読みたいと思った人も多いでしょうが、ロシア語を学べば、ゴーゴリの「死せる魂」が、ドストエフスキーの「罪と罰」が原文で読めます。マイナー言語だからといって興味がある言語を学ばないのはもったいないな、と思います。
 確かに、ロシア語の文法は他の言語より少し難しかったり、キリル文字のアルファベットから覚えなければならなかったりという点では学ぶときに苦労するかもしれません。しかし、その分授業では丁寧に扱ってくれるので、やはりロシア語を選択してよかったと思いました。皆さんも、ロシア語を選択することを少し視野に入れてみてはいかがでしょうか。最後に、この文章を読んでくれた皆さんに、ありがとうという言葉を送りたいと思います。Спасибо.


ゴバ(工学部)
 
「響」という駆逐艦をご存知でしょうか。吹雪型の22番艦として生を受けた彼女は、第二次世界大戦の最中で幾度となく轟沈寸前の危機におちいるも、その驚異的な運の強さで終戦まで生き残ったという逸話を持っています。終戦後、彼女は賠償艦としてソビエト連邦に引き渡され、その名をВерный(ヴェールヌイ/信頼できる、の意)と改めることになりました。その逸話を知った僕は、彼女が第二の人生を送ったソビエト連邦という国へ興味を持つようになりました。それがロシア語を学ぼうと思ったきっかけです。
 ロシア語は難しいというのが一般的認識ですが、それは主にキリル文字という見慣れない文字と名詞や形容詞の性数、複雑な格変化によるものが大きいのではないかと思います。確かにどれも日本人にとっては見慣れない概念ですが、彼女と言葉を交わすためと思えば難なく覚えることができました。
  京大でのロシア語の授業は他の語学と異なり、クラス指定ではありません。そのためかは分かりませんが、授業の雰囲気は語学というよりはむしろ般教に近いです。また、授業ではロシアの文化や自然環境について扱われることもあるので、言語だけでなくロシアについて幅広く学ぶことができました。
  ソビエト連邦で第二の人生を送ったВерныйは、その後第一線を退き、練習艦として余生を過ごしました。ウラジオストク沖の海底に、彼女の亡骸は眠っています。いつかそこへ会いに行くことが、僕の夢です。